夏の怖い病気・夏型過敏性肺炎をご存知ですか？

どの季節にも、季節ごとに起こりやすくなる病気や症状がありますね。

冬には風邪やインフルエンザが流行りますし、しもやけや凍傷と言った寒さゆえの症状もあります。

夏には熱中症や脱水症状、ウイルス性の夏風邪なども流行りますが、皆さんは「夏型過敏性肺炎」という夏ならではの病気をご存知ですか？

夏型過敏性肺炎というのは、「トリコスポロン・クタネウム」というカビが肺に入ることで起こる、アレルギー性の肺炎のことです。

カビによって引き起こされるアレルギー性に肺炎なんて、今まで聞いたことがないと思うかもしれませんね。

私も夏型過敏性肺炎を知るまでは、カビのアレルギーで肺炎になるなんて思ってもみませんでした。

夏型過敏性肺炎の原因となるカビは、エアコンに潜んでいることが多いそうで、エアコンをよく使うのは高温多湿となって部屋が蒸し暑くなる、梅雨からですよね。

それまでは、あまり使う機会のないエアコンですが、エアコン内で発生したカビは梅雨から夏にかけて、エアコンの心地良い風とともに室内に飛び出していきます。

夏型過敏性肺炎の原因となるカビが部屋中を飛び散る・・・。
恐ろしい光景です。

特に、気管支炎やぜんそく持ちの方が家族にいれば、尚更怖い事ですよね。

夏型過敏性肺炎にならないために、久しぶりにエアコンを使う前にはフィルターを洗ったり、エアコン内をクリーニングしてくれる業者にクリーニングを依頼するなどして、エアコン内を綺麗にしておきましょう。